園児の1日
当園の保育では、子どもたちが安心して過ごせるように“流れる日課づくり”と“担当制保育(乳児期)”を実施しています。子どもたちの日課を一斉に行うのではなく、子ども一人ひとりの発達段階や生活リズムに合わせた日課の進め方を行っています。
※1日の保育の流れは、保育生活の目安であり日々変化する環境や季節、子どもの様子によって内容も変わってきます。
クラス紹介
当園には、“みのり”にちなんだ実になる木、乳児クラス:みかんぐみ/あんずぐみ/りんごぐみ、幼児クラス:なつめぐみ/かりんぐみ/すももぐみの6つのクラスがあります。
0歳児の1日
07:00~
順次登園・遊び
登園した子から好きな遊びを見つけ、室内で自由に過ごします。
09:00~
午前睡・遊び
一人ひとりの発達段階、生活リズムに合わせ午前睡をする子もいます。
09:30~
外気浴・園庭遊び
担当保育士とテラスに出て”外気浴”を行います。歩行が安定してきた子は園庭に出て遊びます。
10:30~
順次食事
担当保育士と共に昼食を食べます。
食事後
順次お昼寝
昼食を食べ終わった子から順次お昼寝をします。
14:30~
起床・おやつ
起床した子からおやつを食べます。
15:30~
順次降園
0歳児クラスの特徴
一人ひとりの生活のリズムを大切に保育をしています。
特に0歳児は生活のリズム、発達段階、食事形態など子どもによって、様々な違いがあります。担当制保育を行うことで一人ひとりのことを把握し、その子に合わせた保育内容や日課を組み立てます。また、特定の大人と過ごす事は、子どもにとっての安心感に繋がります。
保育内容
担当制保育
園では保育士がお母さんの代わりと考えています。担当制保育(いつも同じ保育士が担当の子どもを見ること)を行うことで、一人ひとりの子どもとより深く関わることができます。子どもにとっても担当の保育士と関わることは信頼関係を築き、安心した園生活を送ることへ繋がります。子どもは、信頼できる保育士がそばにいることで積極的に様々な行為を身に付け発達していきます。
遊び
0歳の一年間は五感が急激に発達していく時期です。
色んなものに触れたり、口に入れたり、眺めたり、五感を使いながら遊ぶことで中枢神経が発達していきます。寝返り、這い這いなどの粗大運動を行い、身体面の発達も促します。
おむつ交換
日課の中の決まった時間でおむつ交換を行います。(汚れた際もすぐに交換します)必要に応じてシャワーで洗います。またおむつ交換の際には「すっきりしたね」「気持ちいいね」と子どもに声をかけることでおむつ交換の心地よさを知っていきます。
ミルク・食事
担当保育士がミルクを飲ませます。しっかりと目を見ながら「おいしいね」などと話しかけ、心理的また生理的欲求が満たされる大切な時間としています。また、発達段階に合わせ、保護者と保育士、栄養士・調理員との連携を大切にし、離乳食~幼児食へとステップアップを図っています。毎月の食材アンケートを元に家庭で食べたことのある食材を使用し、一人ひとりに応じた食事を提供しています。
睡眠
一人ずつコットと呼ばれるベッドで眠ります。また月齢に応じてベビーベッドで眠る子もいます。子どもが落ち着いて入眠出来るまで保育士は側に付きます。コットは簡易ベッドで布団とは違い騒音やホコリから子どもたちを守り安全で快適な睡眠を取ることができます。
外気浴
新鮮な空気や明るい太陽光にふれることで、皮膚や気道が刺激され気温の変化に適応する体をつくるために行います。五感を刺激し、周囲への興味関心も高まりやすくなります。
1歳児の1日
07:00~
順次登園・遊び
登園した子から好きな遊びを見つけ、室内で自由に過ごします。
09:00~
園庭遊び
担当保育士と園庭に出て、体を動かす遊びや大型遊具、砂場で自由に遊びます。
11:00~
順次食事
担当保育士と昼食を食べます。
食事後
順次お昼寝
昼食を食べ終わった子から順次お昼寝をします。
14:30~
起床・おやつ
起床した子からおやつを食べます。
15:30~
順次降園
1歳児クラスの特徴
活発に遊び、行動し、そして生活を楽しむことを大切にしています。
1歳になると言語や歩行が発達し、身の回りのものや人に自発的に関わろうとし始めます。また、自分でやってみたいという意欲も芽生え始めます。十分に運動や遊びができる環境づくりをしています。自我の育ちを受け止め、見守り、「挑戦することは楽しい。成功したときはうれしい。もっとやってみたい。」といった子ども自身の意欲につなげていきたいと考えています。
保育内容
遊び(おもちゃ)
心身の発達に伴い、手と目が協応し、遊びの中でも行動が活発になる時期です。
繰り返し遊ぶことにより手の機能が発達し、物の性質を知っていきます。
食事
この頃は椅子に座り、スプーンに関心を持ち始めた子はスプーンを持って食べるようになります。大人一人に対し、子ども二人で進めていきます。子ども一人ひとりは食べられる量や好みが違うので、保育士は一人ひとりに合わせて配膳し援助をします。メニューや食材、子どもが感じていることなども言葉にして伝え、子どもの様子を見ます。子どもたちが「食べることへの意欲」がわくよう、楽しい食事を心がけています。
排泄
日課の中の決まった時間でおむつ交換を行います。(汚れた際もすぐに交換します)必要に応じてシャワーで洗います。またおむつ交換の際には「すっきりしたね」「気持ちいいね」と子どもに声をかけることでおむつ交換の心地よさを知っていきます。
手洗い
園庭遊びの後・トイレの後に手洗いします。まず保育士が子どもの隣で手を洗い、子どもはそれを見て真似をしようとします。やがて一人で手洗いができるようになります。
清潔と身だしなみ
園庭遊びの後、汗や汚れなどがある場合はシャワーをしています。
子ども自身でも身だしなみを整えるためお昼寝の後には、自分のくしで髪をといています。
着替え
子どもが自分でやってみたいという気持ちを尊重し、できるところまでは自分で、難しいところは保育士がサポートします。「ズボンはけるかな?」と、子どもが自分でやってみよう、と思えるような声掛けをしています。
睡眠
一人ずつコットと呼ばれるベッドで眠ります。食事を終えた子どもから自分のベッドへ行き、一人で寝ます。コットは簡易ベッドで布団とは違い騒音やホコリから子どもたちを守り安全で快適な睡眠を取ることができます。
2歳児の1日
07:00~
順次登園・遊び
登園した子から好きな遊びを見つけ、室内で自由に過ごします。
09:00~
園庭遊び
担当保育士と園庭に出て、体を動かす遊びや大型遊具、砂場で自由に遊びます。
11:30~
順次食事
担当保育士と昼食を食べます。
食事後
順次お昼寝
昼食を食べ終わった子から順次お昼寝をします。
14:30~
起床・おやつ
起床した子からおやつを食べます。
15:30~
順次降園
2歳児クラスの特徴
基本的な生活習慣を身につけ、仲間と活発に遊ぶ保育を目指しています。
自分で出来る事が増え、育児面では保育士のサポートの元、ある程度自立し始めます。
自分でしたいという意欲も高まってきます。
保育士は子どもの気持ちを受け止め尊重し、子どもが「自分で出来た達成感」がたくさん感じられるように見守ることが大切と考えています。
保育内容
遊び(おもちゃ)
観察力・認識力が発達し、自分が体験したことを再現したり、大人がやっていることを模倣したりします。これらは表現力の基礎作りにも繋がっています。
平行遊びも多いですが、少しずつ人との関わりも増え、友だちと遊ぶことが楽しくなってきます。
食事
子どもの自立も進み、大人一人に関わる子どもの人数が増えていきます。この頃には、スプーンの持ち方や食器の扱い方なども伝えていきます。好き嫌いがみられたり、食べられる量などは異なりますが、子どもが成功感を感じられるように配慮をしていきます。食べることを楽しみ、しっかりと噛んで味わい、自分で食べられるという「食べることへの喜び」が育つよう、心と身体の成長を助けていきます。
排泄
排泄の間隔が長くなり、自分で排泄が出来るようになるとオムツからパンツへと移行していきます。移行していく際は子どもに負担がないように、パンツで過ごす時間を午前中、お昼寝明けまで…と少しづつ長くしていきます。
手洗い
自分で手洗いが出来るようになります。石鹸をつけ、手の平・手の甲・指の間まで丁寧に洗います。
清潔と身だしなみ
園庭遊びの後、汗や汚れなどがある場合はシャワーをしています。
子ども自身でも身だしなみを整えるためお昼寝の後には、自分のくしで髪をといています。
着替え
保育士の見守りや声掛けによるサポートの元、自分で出来ることが増えてきます。
睡眠
一人ずつコットと呼ばれるベッドで眠ります。食事を終えた子どもから自分のベッドへ行き、一人で寝ます。コットは簡易ベッドで布団とは違い騒音やホコリから子どもたちを守り安全で快適な睡眠を取ることができます。
幼児の1日
07:00~
2・3号認定児 順次登園・遊び
登園した子から好きな遊びを見つけ、室内で自由に過ごします。
08:00~
1号認定児 順次登園
09:30~
園庭遊び
広い園庭で思い切り身体を動かして遊びます。また、散歩に出かけたり、近くの大きなグラウンドに遊びに行きます。夏にはプール、冬には雪遊びをします。
11:30~
順次食事
順次昼食を食べます。
大きい子が配膳の手伝いをしてくれます。
食事後
順次お昼寝
昼食を食べ終わった子から順次お昼寝をします。
13:00~
1号認定児 順次降園
14:30~
起床・おやつ
起床した子からおやつを食べます。
15:30~
2・3号認定児 順次降園
幼児クラスの特徴
幼児期の保育では「年齢で子どもを見るのではなく、一人ひとりの発達で子どもを見る」ということからも、3・4・5歳の異年齢保育を行っています。
家庭における少子化を補う意味でも、様々な年齢、発達の子どもが共に集団生活をすることで、より家庭に近い状態で過ごすことができます。発達段階に合わせた遊びが用意されているので、自分に合った遊びを見つけることができます。また、大きい子は小さい子を助けることを学び、小さい子は大きい子を見本に学ぶなど人間関係を育むことができます。
保育内容
遊び(おもちゃ)
様々な年齢・発達の子どもがいるので、様々な遊びが展開されます。
部屋の中にはそれぞれの遊びのコーナーがあります。子どもたちは友達と一緒に協力したり、イメージを共有したり、ルールを守りながら遊びます。このように集団で遊ぶことで遊びが充実したものとなります。
睡眠
一人ずつコットと呼ばれるベッドで眠ります。食事を終えた子どもから自分のベッドへ行き、一人で寝ます。コットは簡易ベッドで布団とは違い騒音やホコリから子どもたちを守り安全で快適な睡眠を取ることができます。